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「日本の教育を変える」為に考えている経営者のたった1つのホンネ。

公開日 : 2015年9月1日


株式会社 わ
代表取締役 松田 考平 様

「日本の教育を変える」という経営理念を基に、全国に学習塾を200校展開している。業界では革新的な授業一コマ当たりの単価を極限まで下げ、学生さんの勉強量を確保する事に成功した。教育とITをテーマに、動画サービスや社内、学習塾同士のオンラインでのやり取りに力を入れています。フランチャイズという枠組みを飛び越え、今後の学習塾の展望をホンネ公開して頂きます。

◆「ヒーローズ」とは、どのような学習塾ですか?

個別指導の学習塾です。従来の個別指導というのは、一コマ3,000円~4,000円という料金体系(時間単価)ですが、勉強が苦手な子に対してこの価格帯だと、授業量がなかなか確保出来ないという事で、学習量を確保して勉強量を増やそうという所から、一コマ当たりの単価を抑えたという事が差別化です。学習量を確保する為には、授業料を安くした方が生徒さんと親御さんの為になるのではないか、とそういう個別指導塾がヒーローズです。では、どういう風にすると授業料を安く出来るのか、と考えた時に、通常の学習塾は先生1人に対して生徒が2人とか生徒1人なのですが、意外と先生が隣に付きっ切りでも生徒の成績って上がらないんですよ。先生の話を聞かなかったり、集中しなかったり寝てたりしますから。先生が生徒に付きっ切りでも成績が上がらないのであれば、公文さんみたいに、

とにかく解くという学習スタイルを選択した訳です。

先生1人に対して5人くらい生徒を付けて、そうするとコマ単価が5,000円に対して粗利が20%程確保出来るので、ビジネスモデルとして成り立つという事で、先生1に対して、生徒5で展開する学習塾ヒーローズを創めました。学習塾参入するにあたって、「少子化ですが、大丈夫ですか?」という質問をよく頂きます。が、そもそも1990年代から、学習塾業界は「いつか暗黒の時代が来る」と言われ続けて来ましたが、2015年になっても、実際に少子化になるかも、それがいつの話かもわからないという状況で、学習塾業界は成り立っています。確かに今から10年後、生徒さんは10%減りますが、10年経って、そもそも会社やその事業が、そのままの形で残っているのか?という話にもなって来ます。そう考えるとまずは、目先の事を考える事も得策で、生徒さんの教育料を両親や祖父母が負担している家庭もまだまだ多く存在します。学歴社会は根強く残り、やはり塾って行かないといけないよね、という風潮はまだまだ残っています。

一昔前に比べると参入し易い業界であると言えます。

今までは中学生、高校生、大学受験などを幅広く全部こなす学習塾が多かったのですが、それぞれのステージごとにセグメントを切って、ある程度絞って教育界に参入されても良いですね。各ステージでターゲットを狙い撃ちしてやれば、問題ない。通常授業にプラスして理科実験、ロジカルシンキングやITとのコラボなど、教育業界も非常に進歩して行っています。学習塾の運営は、塾長さんで決まると言っても過言ではないです。塾長さんに向いている人を挙げるとすれば。しっかりとしたコミュニケーションや営業が出来る方ですね。しっかり生徒のお母さんにも提案も出来るメンター的な存在が良いです。困った時に、この人に聞こうと思われる人は向いていますね。数学や英語を教えられる人が良い先生かというと実はそうでもなくて、学習塾は扱っているのは教材ですが、生徒や保護者の方との信頼関係という事が肝になってくるわけです。そもそもの学習塾の価値は、生徒の成績を上げないといけないわけですから、

数学や英語を教える事と、数学や英語の成績を上げる事は、全く別の話ですね。

通常授業からテストまでの工程管理をしっかり行える人は強いですよね。逆に、勉強が教えられますよと言って、コミュニケーションや営業が出来ない人は向いていないですね。

◆フランチャイズ業界/教育業界の問題

フランチャイズ業界としての問題は、そもそものお客様がずれてしまっているという所だと感じます。

フランチャイズは、フランチャイズ本部のビジネスモデルを、加盟オーナーさんが生徒さんに良い教育や人としての正しい生き方、人生観を伝えて行って下さいというもののはずが、フランチャイズ本部のお客様が加盟オーナーさんになってしまい、加盟オーナーさんの機嫌を取ったりするケースが最近、目立ちますよね。本来のお客様は生徒さんでなければいけません。そういうフランチャイズ本部が多いな、と感じますし、そういうフランチャイズ体制ですと、全体にフランチャイズ本部の理念浸透が出来ないと考えています。フランチャイズ加盟段階に於いても、収益がどうとか、ビジネスモデルがどうとか、加盟金が幾らですとか、を前面に押し過ぎている感はありますよね。そういう意味でブレてしまっている感はあります。オーナーさんがお客様になってしまっている。

生徒のゴールは、第一志望にチャレンジする事。目標に対して受かる、受からないという結果は本人が決める事ではないですよね。最後までチャレンジし切る事が大事だと私は考えています。

第一志望にチャレンジして行く。結果も大切だけど、最後までチャレンジして欲しい。教育業界をより良くする為には、国の制度変えないといけないと思う事があります。小学生や中学生、高校生の起業家塾を構想しているのですが、日本も学生の段階から実践的なビジネスを学べる機会が増えれば、より自発的な学生も増えて来るのではないでしょうか。例えば、小学生はお金の仕組み、中学生ならビジネスモデルとかをカテゴリーごとに分けて体感させて行くという感じに。それが浸透しないのは、どうしても未だに日本では学歴社会というものが根強く残っているからなんです。日本がもう少し学力ではなく、100人高校生から起業家を作るとか、そういう国の方針でチャレンジ気風に変わって来たら面白いなとは思いますよね。実際にアメリカでは、中小企業の社長がどんどん若者を雇用して、国自体が大きくなっていったという事例もあります。あとは、教育業界が一昔前と比べてビジネスチックになってしまったという事が残念です。折込チラシにしても、WEBからの集客方法にしても、セミナーや本などが出ていて、すごくビジネスチック。どういう風に生徒さんを良い大人にするのかなど、もっと本質的な学習塾とは何なのか?という、そういう想いを伝えて行く機会は非常に需要だと考えています。

挑戦して行く時、意思決定の基準としているのは、まずは、やりたいか、やりたくないか、という事ですね。直感に従って意思決定はしています。

意思決定は選択です。意思決定したら、その後に問題は必ずあります。それは初めからパックだと考えた方が良いですね。その先の問題はセットだけど、課題を乗り越えた時に自分が成長しているのかどうか、という事をイメージすると、とてもワクワクして来ますよね。

◆読者にメッセージお願いします。

独立するとか、サラリーマンでやるとか、フランチャイズ加盟するとか、も勿論あると思うのですが、それよりも、

「自分がどういう人生生きたいのか」が大事だと考えています。

例えば、挑戦した時に、思い描いた通りにならなくても勉強出来る時はあります。まずは、自分がどうしたいのか、という事を考えて頂きたいです。決して周りのせいにせず、自分で考えて自分で意思決定する事が大事です。私の場合、個別指導塾ヒーローズを東海出版社の鈴木社長と一緒にやったら、面白いんじゃないか、とそう思いチャレンジを今でもしています。ビジネスを誰かとやる場合は、誰とやるか。自分でやる場合は、自分でこういう事がしたいという事を、まずは自分で決めて下さい。人間は周りの環境のせいにしがちですが、自己責任で意思決定をして行ければ、良い選択と言うものが出来て来るのかな、と感じます。事業家や創業者は人並み外れたエネルギーと情熱、人を惹きつける魅力があります。是非、そういう方が一人でも多くビジネスシーンに出て来て頂けると嬉しいです。

◆フランチャイズパーク編集局長 峰麻美より

松田社長、独占取材の引き受け有難うございます^^ 教育業界に対する熱い想いを強く感じました。今後はITを軸に、インターネット動画チャンネルなども保有しており、かなり次世代のサービス創出の雰囲気がしましたね。フランチャイズパークもお手伝いさせて頂ければと思います^^

◆会社概要

会社名 株式会社 わ
所在地 愛知県名古屋市緑区赤松716
代表者 松田 考平
設立 2009年12月8日

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株式会社 わ
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