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フランチャイズブランドを複数成功している業界大御所企業が続けている、たった1つの事。

公開日 : 2015年8月4日


長谷川興産株式会社
FC開発部 次長 小比田 隆太 様

有名人をCM起用して話題の「おそうじ本舗」でお馴染みの長谷川興産株式会社。サービスの本質はお客様に感動と満足を提供すること。私たちが手がけているのはボランティアではなくビジネス。それを実現させるフィールドとして、暮らしに根付いたサービスに注目しています。

ハウスクリーニングの「おそうじ本舗」も靴修理の「靴専科」も、すべて暮らしをテーマにしています。この様な事業理念の元に、2020年までに10ブランドのフランチャイズビジネスを展開する前例なき構想に迫ります。フランチャイズパークにて初公開です。

◆何故、フランチャイズシステムを導入したのですか?フランチャイズ本部目線と加盟希望者さん目線でフランチャイズシステムを導入するメリットとデメリットを各々教えて下さい。

当社が運営しているフランチャイズブランドは、

すべてニッチマーケットに焦点を充てています。

これから成長して行くであろう有望なマーケットで、いち早く一番を取るには、自社の資本で事業拡大するよりも、フランチャイズシステムを導入して事業拡大を行う方が圧倒的に早いので、スピード感重視の経営にはメリットがあります。

当社が運営している「おそうじ本舗」の当初も、ハウスクリーニング市場はもともとニッチマーケットで、「靴専科」靴のクリーニングというビジネスも、もともとはニッチマーケットでした。

ニッチマーケットを創造するか、ニッチマーケットを見つけるか、その様な視点でフランチャイズ本部構築を進めています。

それこそ、これからスーパーマーケット市場に参入して市場シェアの1番を取る事は、かなりハードルが高いと思います。成熟していて競合が多いマーケットでの事業展開は考えていません。当社が運営する高齢者訪問マッサージ「KEiROW」は、フランチャイズシステムを導入して2年間で既にフランチャイズの同業では店舗数が1番ですね。2年弱で130加盟を展開しています。

高齢者訪問マッサージ市場を例にとっても、ニッチマーケットであるが故に、中身が整備されたフランチャイズビジネスが少ないです。逆に言うと、コンビニさんは既にビジネスモデルやノウハウが出来上がっていますよね。当社では加盟希望者さんにとって、こういった所がフランチャイズ加盟に於いてネックになるであろうという事を改善し、加盟希望者さんのニーズを掴んで一気にスピード感に拘って複数ブランド展開を行っています。

フランチャイズ本部としてのフランチャイズシステム導入デメリットは、強いて挙げるとすれば、品質の均一化ですね。

これはフランチャイズ組織が大きくなればなるほど、より当てはまる可能性が高いです。当社のフランチャイズブランドは基本的に物販ではなく、サービス業主体です。技術系のサービスビジネスですので、人による差が出やすいという事も事実です。例えばA店とB店のサービスクオリティが違うなどの差が出やすい。こうした問題は解決する施策を行っています。まずは加盟時点での審査の線引きです。加盟希望者さんと面談をしている中で、当社のフランチャイズビジネスへの適性を判断させて頂いております。

また、加盟後の研修サポートも充実させ、サービスクオリティの維持、均一化を図っています。一定の基準に達しない加盟オーナーさんは、研修を卒業させない事もあります。また、半年後や1年後に定期的なサービスクオリティチェックを実施しています。全国に拠点を置く加盟オーナーさんがいらっしゃるので、定期的に地方で情報交換会や、年に一回加盟オーナーさんを集めて情報共有をさせて頂いております。

加盟オーナーさんのフランチャイズビジネス導入メリットはノウハウを得る事が出来るのでスタートアップがやり易いという事でしょう。

一般的に、フランチャイズ加盟は成功する確率が高い、と言われていますが、実はそれはあまり変わりません。ただ、成功する迄の時間の短縮がされるという事は言えます。

フランチャイズ加盟のメリットは、トライアンドエラーの時間が要らないから収益化、成功迄の時間も短縮出来る事もメリットです。逆に、デメリットは加盟金および、ロイヤリティの費用が掛かるという事ですね。あとは、自由度が少なくなる。また、これからフランチャイズ本部構築を検討している企業で、成功ノウハウが無いのにフランチャイズ本部を構築したり、加盟オーナーさんに十分な研修がなくフランチャイズ展開する事はやはりNGだと思います。ノウハウが無ければ、収益化や成功までの時間を短縮する事は出来ない訳なので、フランチャイズ本部としての形を成さないという事です。そのステージでフランチャイズ化をする事は専らNGだとは思いますね。

◆現状、フランチャイズ業界全体の問題だな、と感じる事を教えて下さい。

フランチャイズ本部の問題としては、フランチャイズという仕組みが出来ていないでフランチャイズ展開をしている本部もかなり多くある、という事でしょう。今、国内でフランチャイズ本部は約3,000ある中で、7割くらいはフランチャイズとしての仕組みが無いですね。一昔前であれば、インターネットが普及する前は、フランチャイズ加盟募集は紙媒体が主力でした。紙媒体への広告出稿は資金が掛かるんですよ。ですので、資金力が無い企業はなかなかフランチャイズ本部を構築する事が出来なかったんです。インターネットが普及し始めてからは、自社でホームページを作成すれば少額投資で済みます。

紙面の業界誌や募集媒体が主なフランチャイズ加盟広告媒体だった以前に比べて、今はインターネットが普及して、ある程度事前にインターネット上で情報を取得してから、フランチャイズ本部の説明会に行って情報を取得する傾向があります。要するに、インターネットが普及した事により、フランチャイズ本部構築と加盟募集広告が容易になり、それにより優良フランチャイズと、そうではないフランチャイズが入り乱れて多くなって来たという要素もあると感じています。インターネットというフィルターを通せば、見せ方によっては会社の規模や実績を作る事が出来ます。

加盟希望者さんから見ると、情報が多過ぎて良いも悪いもわかりづらくなってしまったという事は言えます。

ですので、加盟希望者さんには、たくさん情報を得ながらも、惑わされずに自分の目で見て、自分で判断するという事を推奨させて頂いております。

開業後にうまく行くか、行かないか。9割はフランチャイズ本部選びで決まります。

そもそもうまく行く可能性が低いフランチャイズに加盟してしまうと、開業した後に幾ら努力をしても、そもそもうまく行かないという事は大いにあり得ます。加盟希望者さんは店舗を見たり、加盟検討しているフランチャイズ本部の社風や理念、人をよく見て決断して下さい。

加盟希望さん側の問題としては、原則、フランチャイズ加盟は自己責任という事を忘れないで頂きたいです。

自営であり、経営するという事である以上、やはり自己責任です。オーナーの努力が必須です。開業後に他責になってしまう人は、やはり現実多いです。逆に言うと、その点を教育して行く事が本部の仕事でもあると考えています。あとは、

成功しない人、収支が上らない方に多い傾向は、融資にネガティブな意識があるという事です。

お金を借りたがらない。それでは、投資回収出来る可能性が低くなり、事業の発展性が得られないです。一般的に、多くの世の中の企業での新規事業は、金融機関から借り入れをして、返済と収益に充てます。それが一般的な事業活動ですが、投資したものを物品購入や何かを購入する経費として見てしまう、いわゆる投資回収として概念が持てない方は、収益化して事業を継続して行く事は難しいです。自己資金にゆとりがある方にも、融資や借入を勧めています。

設備投資や運転資金も含めて、借りられるだけ借り入れるという事を推奨しています。

返済が怖くて借りたくない人でも、フランチャイズ加盟するという事は、事業で収益が上がる前提ですので、やはり当初の本心と開業後の結果は、その通りになる可能性が極めて高いと感じています。

フランチャイズ加盟をして経営者として活動するわけですから、まず第一の仕事は資金調達です。

その際に求められるのは交渉力だったりします。投資という概念が無い方や、商売に対する情熱がなかったら、やはり借りられないです。初期投資も含めて、運転資金はできるだけ余裕を持たせてスタートアップする事をお勧めします。あとは、色んな所で情報が飛び交っているので、加盟希望者さんとしては情報が多過ぎて迷うと思います。フランチャイズ加盟説明会も5,6社程度で十分ですよね。迷ったら、直感で決めている方も多い様に感じます。フランチャイズ選びで9割、開業後の成果が決まります。当然、どこの話、聞いても良い話ですよね。選ぶのが難しいと思いますよ。

第三者に背中を押される事も重要だと感じています。加盟希望者さんは判断基準を持っていない方が多いですから、判断基準を押さえて、最後は直感で決めて行く事が重要です。人生のステージに於いても、独立するタイミングは変わるんですよね。独身時代、結婚したステージ、子どもが生まれたステージ、子どもが小学校にあがるから・・・などの各々のステージがあるので、そのステージごとに的確なアドバイスをさせて頂いております。

それでも、独立するなら若い方が良いですね。

気力と体力が備わっていますし、リカバリーも効きます。会社員としてのキャリアを形成したいと考えていたり、会社でもうまく行っているケースは、無理に独立を勧めません。独立する事が決して偉い訳ではなく、会社員も大変な所はありますからね。

多くの方が独立の一歩を踏み止まる理由は、今ではなくても良いような気がする、という事なのでしょう。

◆今後の御社の戦略と具体的な構想を教えて下さい。

家族と暮らしを支える、という企業コンセプトで今後も事業活動をして行きます。
2020年で10ブランドのフランチャイズブランドを運営する事が目標です。

既に、「おそうじ本舗」「マイスターコーティング」「マイ暮らす」「KEiROW」「靴専科」の5つフランチャイズブランドを運営しています。2015年、今夏に6つ目のフランチャイズブランドをリリースします。既存のフランチャイズブランドを伸ばしながら、残り4つのフランチャイズブランドを育てて行く事に、焦点を充てています。一般的にメガフランチャイジーと言うと、異なる企業のブランドを一定規模で複数加盟している企業を指しますが、当社では横展開で複数加盟している加盟オーナーさんも多くいらっしゃいます。同一企業のフランチャイズブランドで、違うブランドも展開出来るという事も当社フランチャイズビジネスのメリットです。マーケット毎に展開ブランドを見ても、「おそうじ本舗」は既に店舗数で国内1位。靴修理、高価格帯、靴クリーニングという分野で「靴専科」は市場シェアトップを獲得しています。高齢者訪問医療マッサージ「KEiROW」は2年弱で店舗数1位です。傍から見て、

簡単そうで難しいのがフランチャイズノウハウです。側、しか見えないんです。本質はなかなか見えないんですよ。これがノウハウだと考えています。見えそうで見えない。

二番煎じですと、価格戦略でシェア獲得をするしかありませんから、コンビニ市場も、どう頑張っても客単価などでNo.1ブランドには勝てないわけです。本質的に優良な仕組みでフランチャイズブランドにも差が出て来ると考えています。

◆加盟希望者さんに伝えたいメッセージお願いします。ホンネでお願いします。

優良なフランチャイズ本部に加盟して下さい。フランチャイズ本部の話を聞くだけでダメですし、他人の噂やインターネットの噂だけでもダメです。多方面から情報を仕入れて最終的には自分で判断する事が重要です。短期間で考えて集中して検討頂き、検討して決めたらあとは、やるだけです、

失敗させようとするフランチャイズ本部は何処にも無いですし、加盟後もフランチャイズ本部と二人三脚でやって行く、フランチャイズ本部を上手く使うくらいのつもりでやって行く、これが得策ですね。

◆フランチャイズパーク編集局長 峰麻美より

おそうじ本舗~♪のCMでお馴染みの長谷川興産株式会社、FC事業部小比田次長にお話を伺いました。サンシャインの上層階に本社を構える安定感と本部社員さんは皆、礼儀正しく活力がありました。改めて、実際にフランチャイズ本部の社風、人を見る事の重要性を再認識しました。フランチャイズ業界で今後10ブランドを展開して行く事は前例が無い事ですが、その歴史を塗り替える瞬間までフランチャイズパークはサポートさせて頂きます。

◆会社概要

会社名 長谷川興産株式会社
所在地 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 57階
代表者 代表取締役社長 肥後 宏治
設立 1997年(平成9年)2月

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