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話題の高齢者訪問マッサージ事業、まごころ治療院。高齢者マーケットへの参入メリットとデメリットを一挙公開します。

公開日 : 2015年10月6日

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株式会社 Total Medical Gym(トータル メディカル ジム)
代表取締役 塩見 創 様

全国を舞台に続々と開業が続く、高齢者訪問マッサージ、まごころ治療院。今、訪問マッサージは時流に乗っている。お客様の利用満足度も高く、社会貢献性の高いフランチャイズである。今回は、フランチャイズへの加盟メリットとデメリットから、高齢者マーケット参入へのメリットデメリットまで、余すことなく公開します。高齢者マーケットを検討しているオーナー様には誰しも目を通しておきたい記事です。

◆フランチャイズ加盟のメリットデメリットを教えて下さい。

メリットとしてはまず、その業態についてのノウハウをすぐに得る事が出来るという事です。続いて、業態にもよると思いますが、フランチャイズ本部のネームバリューによって集客やそれに付随するものが得られ易いという事もメリットです。3つ目として、新しい情報を仕入れやすいという事です。フランチャイズ本部はフランチャイジー(フランチャイズ加盟店さん)からあがって来る新鮮な情報を各フランチャイジーに拡散する事が出来ます。それもメリットになるでしょう。連帯感や一体感があるという事もメリットですよね。逆に、デメリットについて、これも業態によると思いますが、1つ目は責任について連体し易いという事です。フランチャイジーが良からぬことをした場合、ビジネスがしづらくなるケースがあります。フランチャイズ本部の不祥事についても同じで、フランチャイジーが営業や事業を行うにあたり責任やリスクを被るケースがあります。場合によっては、事業存続の可能性が無くなるケースもありますよね。フランチャイズに加盟すると大丈夫だ、という安易な発想もNGです。

どんな事業も結局はオーナー努力次第です。

フランチャイズ加盟するメリットとして、ノウハウの提供やフランチャイズ本部サポート、フランチャイズオーナーさんとの横繋がりなどの安心感はあるかもしれないが、結局はオーナー努力次第である事を念頭に置いて頂きたいです。フランチャイズ本部の方針など、フランチャイズ本部の選び方も重要になって来ます。フランチャイズ加盟をするという事は、少なからずいろいろな形で制約を受けます。競業避止や、小売物販飲食のフランチャイズの場合、仕入れ先をフランチャイズ本部にしなければいけないので、原価が上乗せで掛かるなど。それらもデメリットとも言えます。色々な意味で縛られますよね。それが一番のデメリットですね。

デメリットですよね…うーん、結構ありますよ(笑)

フランチャイズ契約書上の縛りがあればあるほど、フランチャイズオーナーさんにとってはデメリットに成り得ます。フランチャイズ加盟した後にフランチャイズ本部主導で、後々縛りがきつくなるケースもあります。また、購入した備品や小物など、所有権が購入したオーナーにあるにも関わらず、フランチャイズ契約終了時や途中で契約を止める時に返却するなどフランチャイズ本部の言いなりになってしまうケースもありますね。そういう意味で、きちんと法的な部分を把握しておくことも重要ですよね。

フランチャイズ加盟前に、フランチャイズ契約書はしっかり読むべきですね。

色々な要素がありますが、違約金という契約を止める時にお金を支払うケースもあるので、そういった部分もきちんと把握しておく必要があります。大きくまとめると、フランチャイズ加盟では行動制限のデメリットと経済的なデメリットがあります。何度も言いますが、事業をやるのであれば、知識や法的な部分をオーナー自身でも調べるべきです。フランチャイズ本部としっかりと擦り合わせをして、自己責任で行う意思が必要です。わからない事はフランチャイズ本部に聞く事です。そして、そういった事に対して返答が曖昧だったり答えられないフランチャイズ本部にはフランチャイズ加盟しない事ですね。

◆高齢者マーケット参入のメリットデメリット

高齢市場が今後より大きくなる可能性が高いという事はメリットです。マーケットが大きくなる故に、ビジネスチャンスがたくさんあるという事もメリットですね。デメリットとしては、ビジネスチャンスがたくさん転がっているので、参入者が多いという事です。マーケットは増えて、参入が増えるという事で勿論、売上のパイの競争と分配が行われます。1社あたりの売上高はどうなのか?それは強い資本力のある企業が勝ち取り、資本のない小さな企業により不利に動いて行くでしょう。高齢者マーケットにはいろいろな業種があり、大きく分けると、介護保険を使う高齢者ビジネス、まったくの自由競争の高齢者ビジネス、健康保険を使う高齢者ビジネス、

いわゆる制度ビジネスなのか、自由競争ビジネスなのか、この2つのパターンでも見る事が出来ます。

通常のビジネスでも、サービスの質が一定に保たれれば、次は価格競争になりえます。これは高齢者市場でも似たような事が言えて、国が決めた法の中でのビジネスでもあるので、ルールは一定であるケースが多いです。なので、資本力がある企業が有利なのです。制度ビジネスと言われるもののひとつに、介護保険法があります。再三の法改正を経て、2015年4月に近々の法改正があって、事業主、利用者の条件が変わって来ています。フランチャイズオーナーは、フランチャイズ本部の話を鵜呑みにしてしまうのではなく、しっかりと法的リスクのあるマーケットである事を認識する事が重要です。

高齢者マーケットのデメリットは、やはり前述の制度リスクです。国がルールを変えて来る可能性があるという事が最大のリスクです。

介護保険ビジネスでは、今後高齢者が増えて行く中で、誰が得をするのか?という話で行くと、やはり誰も得をしない流れに今現状、なってしまっていますよね。高齢者が増えると、税金の総予算が上り、得をするのは、介護事業主なのか?高齢サービス利用者なのか?国なのか?では、事業主も高齢者も不利になる方向に動きます。それは国にお金がないからです。国が税金として介護保険を徴収して、利用者に分配します。国民の負担を増やす事は国民が嫌がり反対される。そうなると、高齢者である利用者の自己負担を増やすしかなく、実際に増えて来ています。もしくは、介護事業所に支払うお金を少なくするという事で国は収入を増やし、支出を減らそうとします。資本の論理で、幅広く介護事業をやっていて、顧客を圧倒的にたくさん持っている方がうまみを吸い続けるマーケットになります。それをフランチャイズでやれるケースは少ないですよね。最近でも事例でありましたが、成長しない分野については、売り抜ける、フランチャイズ本部ごと売るというケースも出て来ました。普通、これから右肩上がりになる事業を売らないわけですので、一部の業態の介護フランチャイズは相当厳しい状況にあるという事は言えます。それでも、高齢者向けビジネスは成長します。高齢者市場は間違いなく大きくなりますね。そして、参入者が増えるので、1社あたりの売上高で見ると、資本を持っている企業は伸びるが、弱小の企業はどんどん小さくなり、どんどん大きな企業に売上が回るという流れになるでしょう。そして、制度リスクが最大のデメリットであり、刻々と変わる制度の流動化も参入に当たってはデメリットです。

◆何故、高齢者マーケットの中で、訪問マッサージが良いのか?そして、何故、それがまごころ治療院なのか?

まごころ治療院のフランチャイズは健康保険を使うビジネスです。先の高齢者向けマーケットのデメリットを強く打ち出せば出す程、介護全般での参入イメージがあまり良くないと思うのですが、あえてリスクやデメリットはしっかりと伝えようと考えています。介護保険は満40歳以上の支払い義務ですが、健康保険は働いている人は扶養でない限り、みな支払うものです。介護保険と健康保険では、そもそもの税収の母数が異なるわけです。介護保険は国が半分、地方自治体が半分負担します。ですので、行政の負担もそこまで大きくなく、大々的に法的処置が下るという事は考えづらいとも言えます。勿論、必要な保険ですし、多くの国民が使用している身近な保険ですのでイメージし易いかと思います。今後、国が医療財政を変革するのであれば、無駄をもっと省く事が必要なのではないでしょうか?例えば薬1つ取ってみても、結局通院して処方されるその薬、一回くらいしか飲まなかったり、たくさん残ったりする訳ですよ。無駄になってしまうケースが多い訳です。飲まなくても良い薬を出さなくても良かったりする訳です。例えば自己負担で2,000円~3,000円だが、総額は1万円くらいに上ります。本来であれば必要なものを必要なだけ使用する事で、医療財政はもっと圧縮できる訳です。訪問マッサージの事業は私も現場経験を今でも続けていますが、これだけ人に感謝される仕事は無いですね。事業者に関しては売掛債権の大多数が地方自治体になるので、経営の安全性が高く、未回収の恐れがありません。まごころ治療院のフランチャイズオーナーさんは、社会性を感じてくれて、「有難う」と言って頂けるオーナーさんが多いですね。収益部分もやればやった分だけ還って来ます。株式会社の本質は利益を追求する事、に疑う余地はないと思います。が、どうやって利益をあげるのか、と言う話で、それはエンドユーザーに喜んで頂いて、利益はあとから付いて来るものだ、という話を聞いた事があります。

どうやって儲けるのか?よりも、どうやってサービスを普及させて、喜んでもらえるのか?を考える事が重要です。

まごころ治療院では、フランチャイズオーナーさんが一番成功し易い形でプランを提供しています。そこが一番の強みです。開業パッケージや開業後の本部サポートなどをじっくり見て下さい。フランチャイズ本部が儲かれば良いという話では成り立たない訳です。社会性ややりがいを感じてやって頂く事が重要です。それをはき違えているフランチャイズ本部とは違いますね。こういった話を聞いて頂き、1人でも多くの方が会社を興したいと思って頂けたら嬉しいですね。そうすればもっと経済も活性化されますし、社会もより良くなって行くと考えています。

◆フランチャイズパーク編集局長 峰麻美より

時流に乗る介護マーケットの中で、一際人気を博する高齢者訪問マッサージまごころ治療院さん。フランチャイズパークの独占取材を引き受けて頂き有難うございます。フランチャイズ加盟のメリットデメリットを始め、高齢者マーケットのメリットデメリットなど、リアリティがあって非常にわかり易く、今後事業参入されるオーナーさんは必見です。今後の高齢者訪問マッサージ、まごころ治療院さんのフランチャイズ展開をフランチャイズパークもお手伝いさせて頂ければと思います^^

◆会社概要

会社名 株式会社 Total Medical Gym(トータル メディカル ジム)
所在地 東京都中央区八重洲2-8-11 丸山ビル6階
代表者 代表取締役 塩見 創
設立 2011/4/1

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株式会社 Total Medical Gym(トータル メディカル ジム)
代表取締役 塩見 創 様

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