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やりたいか、やりたくないか。という至ってシンプルな考えを貫く事に必要な2つの事。

公開日 : 2015年8月18日

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スタイルイノベーション株式会社
代表取締役社長 石本 康太 様

六本木ヒルズ上層階に本社を置き、人材事業やアパレル事業などを中心に、手広く事業展開を行っているスタイルイノベーション社。27歳という若さにして起業家としてのステータスを築き上げ、世の中に価値を提供し続けている石本社長が、どの様な考え方で事業を展開しているのかという事に迫ります。インタビュー中には、石本社長の母校である青山学院大学の志望生、在校生に向けたメッセージも特別に盛り込んでいます。

◆どの様な事業をされているのですか?

メインとなる事業は、人材教育事業です。主に飲食店や物販店のクライアントさんが多いですね。飲食店や物販店なら店長やスタッフを教育して、どう店舗の売上を上げるのかという事をコンサルティングしています。その教育は、スタッフのホスピタリティに重きを置くもので、お客様に対して、どうすれば満足を超えた感動を提供できるのかという事と徹底的に向き合います。

当然、お客様に満足を超えた感動をサービスとして提供できれば、お店の売上は必然と上がります。

この人材教育は創業時からの事業です。そして次に、アパレル事業です。デザイナーを有名なモデルに担当してもらい、その商品のプロモーションをかけています。多額な広告費をかけなくても、SNS等を通してモデルのファンの方などに商品を購入して頂けます。雑誌に載せるよりも今では反響が取れますね。他には、アプリ事業もやっています。これから大手の芸能事務所数社と提携してアイドルを育成するアプリをリリースします。アイドル育成のメインターゲットは10歳代〜20歳代前半です。インフルエンサー的な女性を育成して行こうと考えています。事業規模の比率としては、人材教育事業が5割で、アパレル、アプリの事業が残り5割という感じです。

アパレル事業の物販という観点から見ても、インフルエンサー的な女性から発信される情報に注目をしているんです。広告宣伝費をかけずに広めてもらえる仕組みを考えて行くんです。そこで、今やインターネットを使わない手はないわけで、もはやインターネットありきの時代ですよね。それくらいFacebookやTwitter、You tube、LINEなどというSNSを利用する環境が整っています。特にSNSの物販は、「誰が」言うのかという事がとても重要になって来ます。その情報に対する読者やファンとの信頼関係が重要なんです。今後は日本の大手美容外科さんが、初めて化粧品を出すので、その販売なども行います。日本国内のみならず、富裕層向けに中国でも販売をする予定です。

◆人は、挑戦したり意思決定する時に、迷うと思うのですが、石本社長はどの様に意思決定して行くのですか?

意思決定の基準は、単純に「やりたいか、やりたくないか」。そして「好きか嫌いか」という事です。

例えば、どんなに儲かると言われても、自分が興味を持てない事は手を付けません。興味が持てないと、情熱を燃やせないですし、情熱を燃やせないと続かない。続かないという事は、成長や成功を永続させることは出来ないですよね。やりたいか、やりたくないという至ってシンプルな価値観です。

結局は、シンプルな所なんですよ。ものごとは本来シンプルなんです。
シンプルなのに、人間はわざわざ難しく考えるケースが多いですよね。

そして多くの人は、勝手に自分のレベルを決めつけてしまう傾向があると思います。自分はこんなもんだ、と勝手に自分で自分の限界を決めています。特に起業は自分で決める事ですよね。やりたいと思ったら誰にも負けないほどの情熱を持って行動する。やりたければ、やれば良いんですよ。一方で多くの人が起業したいと言うけれど、結局やらない。リスクを取って失敗するのが怖いと言うけれど、逆にサラリーマンを続ける事が安泰だという考えは、実の所、幻想でしかないんですね。少し前まで安泰だ、安定だと言われていた大手企業が民事再生や倒産、希望退職などで人員削減を強いられているし、公務員だって給与も下がる事も有り得る訳です。変化を恐れる事の要因として、日本はセーフティネットで守られている国で、そもそも働かなくても生きて行ける環境が整っているんです。職業手当や生活保護でも生きて行く事が出来る。その中でも、世の中にもっと価値あるサービスを提供したいという強いパッション(情熱)を持っている人は、起業していく。リスクを恐れて、何も行動しない事が最大のリスクです。

私の場合、失敗と言う概念が無く、失敗したとしても、それを次の成功に繋げることが出来れば、それは尊い経験になるし、自信になります。人間にとって、自信が最大の武器です。行動しないと結果は出ない訳で、どんな結果も行動からしか生まれないんですよ。だからこそ、リスクを恐れず行動して欲しいです。「考えが変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば性格が変わる。性格が変われば人格が変わる。人格が変われば人生が変わる」という言葉があります。しかし、多くの場合、人の考えはそう簡単には変わらないんです。人間は習慣の生き物だから、なかなか考えを変える事は難しいわけです。

思考を変えるにはまず、環境を変えるしかないんですよ。何十年と積み重ねてきた自分の思考を変える事に対して恐れないで環境を変えて行く。例えば、サラリーマンなら上司や会社の愚痴が溢れるネガティブな環境にいるのではなく、思い切って起業家や情熱家が集うポジティブな環境に飛び込んでみるという事もひとつの手です。

しかしそういう環境を見つけるのは難しいからこそ、常日頃から情報収集した方が良くて、気になる人をチェックしておく。SNSやインターネットを使って、会いたい人を見つけて会いに行けば良い話です。こうした行動力のある人は、やはり成功する確率は極めて高いと感じていますね。

◆今、「働く」という事に対する世の中の問題だと感じていることを教えて下さい。

私は普段仕事という言葉を使いません。働き方には大きく3つに分けられると考えていて、一つがlabor(賃金を得るためだけに嫌々やっている仕事)、次がwork(仕事)、そしてenjoy(楽しんでいる状態)。経営者になると、24時間365日が仕事だし、24時間365日がプライベートになりえます。だからこそ、自分の好きな事で起業する事をお勧めします。好きなら情熱を燃やし続ける事が出来るし、情熱を燃やし続けることができれば、成功も永続させる事が出来るわけです。自分がそもそも、その仕事を好きではないと、永続して成功を手に出来ないんですね。勿論、好きな事を好きで居続ける為には、その分野で圧倒的な結果を出し続けないと好きでいられないんですけど、起業って誰かに言われてやるわけでもないし、自分で決めてやる事なんですよ。だからこそ自分が好きな事をやる。

逆に言うと、好きな事をやらなければダメ。好きでは無い事をやるほど、人生は長くないですよ。

24時間365日、仕事の事を忘れたら経営者として失格ですし、プライベートでも頭の片隅に仕事のことを考える。逆に言うと、髪をカットしに行く事も、服を買いに行く事も、飲みに行く事も全てが経営者の仕事です。経営者のイメージがイコール会社のイメージになりますし、飲みの席で新たなビジネスが生まれることもありますからね。そんな環境で仕事が出来る経営者は常にエキサイティングで楽しいですよね。だからこそ、起業したいと思う人は、みんな起業して欲しいと思います。お金持ちになりたいとか、良い暮らしがしたいと考えている人は起業するしかないですね。勿論、経営は大変な時もあるけれど、一瞬で忘れますよね。それ以上に楽しい事がありますから。

◆読者の方にメッセージお願いします。

時間は有限です。いつかやろう、の「いつか」は一生来ません。世の中で大成している人の共通項は、いつかで思考するのではなく、今すぐに行動を起こせる人間です。時間は有限ですが、可能性は無限です。今すぐ行動を起こすこと。リスクを恐れずに行動して欲しいですね。人生って一度きりなのに、なにかにつけて出来ない理由を探して人生に妥協している人が多いです。自分なんて社長になれないとか、自分にはこれは無理だ、と自分で限界を勝手に決めて、自分で可能性を閉ざしてしまう事が一番勿体ないですよね。世の中で成功している人間は出来ない理由を探すのではなく、出来る可能性を追求する人間です。

なりたい理想像を思い描いて、純粋に自分のなりたい姿に正直にあり続ける事が重要です。

お金持ちになりたいとか、良い家に住みたいと思う事は悪い事でもないし、自分の欲望に正直に思考し行動すれば良い。基本的には人間はなりたい自分になる権利があります。あとはやるかやらないか。

◆青山学院大学の入学志望生や在校生、卒業生に向けたメッセージ

私は世界で一番、青山学院大学に対する愛校心が強い自信があります(笑)価値観は人それぞれですが、少なくとも私の個人的意見で言うと、青山学院大学よりも良い学校はないですね。青山学院大学は、勉強する時と遊ぶ時のメリハリ、振り幅がすごく大きいです。そういう人が多く集まっているように思います。環境面でも、場所も人もお洒落ですし、校風も明るくて元気です。まさに人間として輝ける環境がすべて揃っています。

これから大学選びをする、もしくはしている方には、青山学院大学をお勧めします。
また、在校生や卒業生の方々も青学で学んだことを活かして世の中に最高級の付加価値を提供してゆきましょう。

◆フランチャイズパーク編集局長 峰麻美より

端正な顔立ちとお洒落なルックスのスタイルイノベーション石本社長、フランチャイズパークへの独占取材を特別に引き受けて頂き、誠に有難うございます。青山学院大学への熱い想いと、仕事、経営、起業に対する価値観を有難うございます。超ポジティブ思考で、考えが全部シンプルな所がとても印象的です。今後のアイドルアプリ事業とアパレル事業にも注目させて頂きます^^ 青山学院大学の受験は英語科目に重きがあるので、基本的には英単語、あとは英文音読をたくさんしましょう^^

◆会社概要

会社名 スタイルイノベーション株式会社
代表者 代表取締役社長 石本 康太
設立 2013年3月11日

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