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《海外コラム》幼児教室コペル。シンガポールのマーケットと幼児教育の可能性。

公開日 : 2015年12月15日

copel
株式会社コペル
代表取締役社長 大坪 信之 様

10/29~10/31にシンガポールで開催されたFLAsia(フランチャイズライセンスアジア)へフランチャイズビジネス視察に行き、そこで見て感じた事を今回、フランチャイズパーク独占で公開します。全国60教室に迫る勢いで教室展開している幼児教室コペル。大坪社長に幼児教育の海外での可能性。シンガポール視察で得られた事を中心に公開頂きます。

◆シンガポール視察を体験し、日本の経営者の皆さんに伝えたい事

コペルは全世界で500万人のお客様を目標にしています。コペルの海外展開を考えた時に、どこから展開する事がベストなのかで行くと、シンガポールが一番良いと思います。

少なくとも幼児教室に関しては、シンガポールがベストですね。

他の業態の日本企業にとっても、シンガポールは魅力的なマーケットである事は間違いないです。街中に日本語が溢れています。日本語がかっこ良いという文化が根付いています。日本のものが優れているというシンガポールの現地の認識があります。シンガポールは東京23区程の広さで、人口は約550万人。その多くが富裕層で、お金がないと住めないエリアです。シンガポールは非常に特殊な地域であると言えます。業態を問わず、多くの日本の企業が出ていて、おそらく皆さん成功しています。

シンガポールでは日本式サービスの評価が高い印象を受けます。日本のサービスは価格が高めに設定されていますね。ラーメンも日本の3倍くらいの価格ですし、幼児教室も価格が高いです。それでも日本では考えられない様な規模で教室運営しています。生徒数が多くて、規模が大きいです。非常に大きなビジネスチャンスがあります。今回のシンガポール視察に帯同した経営陣の皆さんも、意識も非常に高いですし、現地の日本人の方との食事をする機会がありましたが、しっかりとした考えを持ってビジネスをされています。

シンガポールでは良いものであれば、評価されるという風に感じました。感覚が日本に近いです。近い所で行くと、中国の市場が注目されていますが、中国では日本と同じ感覚でビジネスが出来ないという様な印象があります。海外に展開するにあたっては、シンガポールから広めて行くのが良いですね。

◆シンガポールでコペルは、どのように展開する予定ですか??

東京近辺でコペルは30教室程あります。シンガポールで展開している幼児教室の一つ一つの規模が大きいので、数は少なくても良いのかもしれないですね。あの規模、レベルで出来れば大きなビジネスチャンスがありますね。日本の加盟検討オーナーと行くのが理想的です。感覚も合いますので。シンガポールも、そうですが、2016年がコペル海外展開の元年です。海外展開をスタートします。既にアメリカのシアトルが決まっています。そこから世界に広めて行くには、シンガポールが一番良いマーケットですね。

幼児教育は日本が一番優れています。0歳は言語の問題はありませんので、教材をそのまま使用できます。指導用のビデオも500本ありますから、いくらでもノウハウがあるので、そこを軸に提供して行きます。コペルのフランチャイズ加盟は、国内は未だたくさんの余地があります。今は60教室の展開です。全国で1,000教室が目標です。海外には未だコペルは無い訳ですから、いくらでも伸ばす余地があります。何度も言いますが、海外では、シンガポールもそうですが、日本製のサービスが優れています。

海外に持って行く事で爆発的に広まる可能性があります。シンガポールでは、1,000人以上の生徒数を抱える事が出来て、月謝が2万円くらいの相場です。掛かる経費は人件費と家賃のみですので、ビジネスで、どのくらいの可能性があるかは、計算してみればわかるかと思います。

◆シンガポールに行く前と行った後での心境の変化を教えて下さい。

明確に見えましたね。行って見てイメージが具体的に湧きました。是非、シンガポールに行った方が良いと思います。日本で知られていない様なブランドチェーンも展開されていますし、あんなに並んでいるのは日本製が良いという評価だと思います。何かの手がかりやキッカケになる事は間違いないです。シンガポールで直営の可能性は現状のコペルでの組織体制を考慮すると、どこかと組んでやるという事がベストです。

◆大坪社長と一緒にシンガポールに行きたい、という方がいたらどうしますか??

一緒に行きますよ。日本も昔、人口が増えていたので多様な業態が伸びて来ました。今は、人口自体が減って行く中で、競争力だけが大きくなっています。シンガポールは人口を更に2割増やすと、政府が言っているので、シンガポールマーケットは非常に面白いですね。国内で新規事業を考えている中で、可能性がある業態と、無い業態がありますね。飽和状態のビジネスはなかなか難しいと思います。幼児教室が、未だ認知されていない。未だにマーケットがない状態であるという事は逆に言うとチャンスです。

ある大学の教授によると未だ1.5%の認知しかないマーケットです。幼児教育は欧米をはじめ、海外では常識になりつつあります。スイミングスクールの様に全体の60%くらいが通っている(通った経験がある)というレベルまでなると、幼児教育の市場は現状の40倍規模になりますから、非常に面白いですよね。先に言いました通り、競争力だけが先行しているので、他業態のフランチャイズを展開されているオーナーさんがコペルにフランチャイズ加盟する事も、最近では立て続けに起きています。

◆フランチャイズパーク編集局長 峰麻美より

シンガポールでの視察。郊外から都市部のショッピングモールから、多くの場所を見ました。どこも活気に溢れ、人が多く、日本式のサービスは人気を博していました。国内でも展開されている幼児教育がビルのワンフロアを仕切るなど、日本の幼児教育の可能性を確かに感じされる様な視察でした。日本人と同等か、もしくはそれ以上にPayできる能力がある時点で非常に魅力的なマーケットだと感じます。シンガポールをはじめ、ASEAN進出を検討されている法人様はフランチャイズパークでも直接現地の法人や日系コンサルタントを紹介出来ますので、お気軽にお問い合わせ下さい^^ 御連絡お待ちしております^^

◆会社概要

会社名 株式会社コペル
所在地 【本社】福岡県福岡市早良区百道浜1-3-70 【表参道運営本部】東京都港区南青山3丁目16−14
代表者 代表取締役社長 大坪信之

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株式会社コペル
代表取締役社長 大坪 信之 様

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